レーシック手術はどんなことをされるの?

レーシック手術は近年たちまち話題になった視力回復法です。手術を受けることによって視力を回復させることは理解している方が多いでしょうが、実際に何が行われているのかはあまり良く知られていないでしょう。

 

日本でレーシック(エキシマレーザー)が正式に厚生省から認可を受けたのは2000年の1月であり、まだまだ歴史の浅い手術法です。しかし、レーシックの歴史はもっと古く、1990年にギリシャで行われたのをはじめとして、1995年にはアメリカ食品医薬品局がエキシマレーザーの使用認可を出したことによってアメリカでたちまち大流行するようになりました。1998年以降は屈折矯正手術の主流となりレーシックの症例数はアメリカでは現在、年間130万件以上となっているようです。

 

レーシックとはレーザーを角膜に照射して修正するという意味の Laser in Situ Keratomileusis の頭文字を取って作られた略語であり、名称通り、レーザーを用いて目の表面にある角膜を薄く削り取り、屈折力を調整することによって視力を回復させる方法です。近視の矯正のために行われていることがほとんどですが、レーザー照射によって乱視を矯正することも可能であり、近視と同時に乱視の矯正を受けることもできます。

 

レーシック手術はそこまで大がかりな物ではなく、手術自体は短時間で終わりますし、入院の必要は無く日帰りで済みます。術後直後にすぐ視力が回復する人もいますし、翌日までにはほとんどの方は視力を回復されているでしょう。視力は1週間から1ヵ月ほどで安定して、裸眼視力が1.0以上にまで戻る人が9割を超えます。

 

レーシック手術が日本で広まった原因とは、芸能人やスポーツ選手などの多くの著名人が施術を受けて実際に視力を回復することに成功したため、それによってレーシック手術の名前が知られるようになり、今では年間45万件以上ものレーシック手術が日本で行われています。眼鏡やコンタクトレンズとは別の視力矯正方法として認知されているのです。

 

手術と聞いて怖いイメージを抱いている人は多いでしょうし、レーシック手術の歴史がまだまだ浅いことから不安を覚えている方はたくさんいるでしょう。そんな方に朗報があります。2009年にアメリカの医学誌で近視に対するレーザー手術は長期的に安全であるという研究結果が公表されています。また、現在でも各国で認可が下りていて、国際的にも認知されている手術法として成立しているのです。